『ばけばけ』松江中学校のロケ地を紹介!外観は滋賀県で校舎内や教室のシーンは?

『ばけばけ』松江中学校のロケ地を紹介!外観は滋賀県で校舎内や教室のシーンは?
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NHK連続テレビ小説『ばけばけ』第26話で、レフカダ・ヘブン先生が初登校を迎える「松江中学校」。

実は外観と校内でロケ地撮影場所が違うのをご存知でしょうか。

本記事では、ドラマ『ばけばけ』撮影に使用された松江中学校の外観ロケ地から内部シーン撮影地まで、詳しく解説。

ロケ地巡りのポイントや背景設定も紹介し、ドラマをより深く楽しむための情報をお届けします。

目次

松江中学校の外観ロケ地は滋賀県・近江八幡市立八幡小学校

白亜の校舎が見事に再現!八幡小学校の特徴

朝ドラ「ばけばけ」に登場する「松江中学校」の外観は、滋賀県近江八幡市本町5丁目に所在する「近江八幡市立八幡小学校」で撮影されました。

第26話において、ヘブン先生(トミー・バストウ)が錦織友一(吉沢亮)と共に登校するシーンで、この学校の瀟洒な白亜の建築が印象的に映り出されています。

八幡小学校の校舎は、1917年(大正6年)に竣工した歴史的建造物です。

設計者は田中松三郎で、ネオルネッサンス様式とも評される洋風建築を採用。近江八幡市の周辺で見られるヴォーリズ建築の特徴を備えており、重厚でありながらも落ち着いた雰囲気が特徴的。

建設から100年以上が経過した現在も、現役の公立小学校として機能しながら、市内の重要な歴史的景観を支えています。

学校の歴史と建築的価値

八幡小学校は、市内で最も古い小学校として知られており、その沿革は江戸時代末期にまでさかのぼります。

1873年(明治6年)に開校した八幡東小学校と八幡西小学校を前身とし、その後の改称や統合を経て、戦後に現在の「市立八幡小学校」となりました。

現在の校舎は建築としても高く評価されており、以下の点が特筆される点です

ネオルネッサンス様式:洋風建築のなかでも格調高い様式

白い外壁と石積みの特徴:当時の教育施設として威厳を放つ

100年以上の耐久性:大正期の建築技術の質の高さを示す

地域のランドマーク的存在:近江八幡の景観保全に貢献

ドラマ撮影に使用された理由

なぜこの学校が「松江中学校」のロケ地として選ばれたのか。

その理由は、明治時代の学校建築の品格と、歴史的正確性を重視するドラマ制作の姿勢にあります。

朝ドラ「ばけばけ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が1890年に赴任した島根県尋常中学校を題材にしており、当時の教育施設の雰囲気を再現する必要がありました。

八幡小学校の洋風建築は、明治時代の学校施設の特徴を見事に表現しており、撮影スタッフの要求を完璧に満たしたと考えられます。

松江中学校内部・教室シーンの撮影地はNHK大阪放送局スタジオ

スタジオセットでの授業シーン収録

ドラマ「ばけばけ」における松江中学校の内部シーン、すなわち教室や廊下でのシーンは、実際の八幡小学校では撮影されていません。

代わりに、NHK大阪放送局のスタジオセットで撮影されています。

朝ドラ制作の慣例として、学校の内部シーンなど複雑な撮影環境を要する場面はスタジオセットで収録されることが一般的です。

これにより、照明や音響、カメラワークなど、放送品質の維持と効率的な撮影スケジュールの確保が可能となります。

ヘブン先生の初授業シーン

第26話の重要なシーンである「ヘブン先生の初授業」は、NHK大阪スタジオに構築された教室セットで撮影されました。

以下の要素がスタジオセットで再現されています

教室の机と椅子:明治時代の学校施設の仕様

教壇:ヘブン先生が英語を教える中心舞台

生徒たちの反応:廊下での動きを含む複数カット

窓からの光:照明技術で時間帯をコントロール

視聴者が劇中で目にした「落ち着かないヘブンが廊下をぐるぐる歩き回る様子」も、このスタジオセットで撮影された場面です。

撮影効率と制作体制

NHK大阪放送局が制作の拠点の「ばけばけ」は、大阪スタジオでの撮影を中心に制作が進められています。

スタジオセットの利点は以下の通りです

気象条件に左右されない:安定した撮影環境

複数シーンの効率的な撮影:同一セットで異なる場面を連続撮影

技術的制御:照明、音響、特殊効果の高度な調整が可能

俳優の安全性:学校内での実際の撮影に伴うリスクを回避


松江中学校のモデル:島根県立松江北高等学校(旧島根県尋常中学校)

ドラマの舞台設定と歴史的背景

朝ドラ「ばけばけ」に登場する「松江中学校」は、フィクションでありながらも、確かな歴史的背景を持っています。

その原型となるのが、島根県立松江北高等学校(旧島根県尋常中学校)です。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が1890年(明治23年)に英語教師として赴任したのがこの学校で、当時は「島根県尋常中学校」という名称でした。

朝ドラ「ばけばけ」では、ハーンをモデルにしたヘブンが、この学校で初めて教壇に立つという設定になっています。

実在の学校の沿革

島根県立松江北高等学校の歴史は、江戸時代末期にさかのぼります

  • 1876年(明治9年):「教員伝習校内変則中学科」として開設
  • 1886年(明治19年):中学校令により「島根県尋常中学校」に改称
  • 1890年(明治23年):ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が英語教師として着任
  • 現在:島根県立松江北高等学校として継続(旧制中学校含めて島根県内で最長の歴史を保有)

小泉八雲とセツの出会いの場

松江北高校の前身である島根県尋常中学校は、単なる教育機関ではなく、小泉八雲と妻セツの運命的な出会いの場でもあります。

八雲の赴任を仲介し、その後セツとの結婚を手配したのが、同校の教頭であった西田千太郎でした。

西田千太郎は、朝ドラ「ばけばけ」に登場する「錦織友一」のモデルとなっている実在の人物です。

彼の教育的視点と人間的温かみが、八雲とセツの結婚に大きな役割を果たしたとされています。

当時のエピソード:教育の在り方

興味深いことに、ラフカディオ・ハーンが赴任した当時、島根県尋常中学校にはすでに1人の外国人教師がいました。

しかし、その教師はキリスト教の価値観を絶対視し、日本文化を貶める傾向があり、生徒や保護者の間で評判が悪かったとされています。

一方、ハーンは日本文化を愛し、生徒たちの精神的な成長を重視する教育姿勢を持っていました。

このため、「今度の先生は日本が好きだ」「日本人がつまらぬと思っているものまで好む」という評判が瞬く間に松江市中に広がり、ハーンは学生のみならず市民からも敬愛される存在となったのです。

ロケ地巡りのポイント:八幡小学校を訪問するには

所在地と交通アクセス

住所: 滋賀県近江八幡市本町5丁目5番地

アクセス方法:

  • JR東海道新幹線「京都駅」から湖西線・北陸線経由でJR「近江八幡駅」下車、徒歩約15分
  • 名神高速道路「彦根インターチェンジ」から車で約20分
  • 北陸自動車道「米原インターチェンジ」から車で約30分

見学上の注意点

八幡小学校は現在も現役の公立小学校として機能しているため、以下の点に注意が必要です:

  • 校舎内への見学は原則として不可:外観の撮影・観察のみ
  • 授業時間帯の訪問は避ける:児童の学習環境を優先
  • プライバシーの尊重:児童・教職員への配慮
  • 学校行事の確認:訪問前に確認することで効率的

聖地巡礼としての価値

「ばけばけ」の聖地巡礼は、滋賀県と島根県の両県にまたがる広域的な活動となっています。

八幡小学校を訪問した後は、以下の関連スポットへの訪問もお勧めです。

滋賀県内のロケ地:

  • 大津市「安楽律院」:怪談「清光院」の舞台
  • 大津市「日吉大社・走井橋」:橋のシーン撮影地
  • 高島市「夕暮原」:司之介発見シーンの撮影地

島根県内のロケ地:

  • 松江市「小泉八雲旧居」:実際に八雲とセツが暮らした屋敷
  • 松江市「八重垣神社」:トキが参拝する神社
  • 松江市「月照寺」:ポスタービジュアルの撮影地
  • 松江市「松江城」:ドラマに複数回登場

まとめ:『ばけばけ』松江中学校のロケ地・撮影場所を紹介

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に登場する「松江中学校」は、滋賀県近江八幡市の「市立八幡小学校」の外観と、NHK大阪放送局のスタジオセットで構成されています。

1917年竣工の歴史的建造物である八幡小学校は、明治時代の教育施設の品格を見事に表現し、ドラマの世界観を確かなものとしました。

聖地巡礼を考えている方は、基本的に校内には入れないという点は覚えておいてください。

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