『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第4話で登場した「ゲルググ スガイ機」が、多くのガンダムファンを困惑させました。
「これってジムじゃないの?」「どうしてゲルググなのにジムに見えるの?」という声が続出。
実は、この「ジムに見えるゲルググ」には深い設定と物語上の意図が隠されているようです。
本記事では、
【ジークアクス】ゲルググ(スガイ機)がジムすぎる件のなぜ?の理由を解説
と題して、このミスリードを生み出す斬新なデザインの秘密と背景を徹底解説します。
ジークアクスのゲルググ スガイ機とは?
◤メカ解禁◢
— 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) (@G_GQuuuuuuX) April 30, 2025
gMS-01
ゲルググ スガイ機
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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場する【ゲルググ スガイ機】は、シイコ・スガイというパイロットが搭乗する機体です。
2025年4月から放送されている本作の第4話「魔女の戦争」で初登場し、そのジムのような外観で多くの視聴者を驚かせました。
ゲルググ スガイ機の公式設定では「ドミトリー社の宣伝クラン『CRS』に流出した機体で、シイコ・スガイがクランバトルで使用したジークアクス版のゲルググ」と説明されています。
ファーストガンダム(初代ガンダム)世代、もしくはファーストガンダムを視聴済みの方から見ると、この見た目はジムにしか見えないですよね。
なぜこの『どう見てもジム』な機体がゲルググなのか?このあと詳しく見ていきましょう。
なぜゲルググなのにジムに見えるのか?
意図的な視覚的ミスリード
ゲルググ スガイ機がジムに見える最大の理由は、そのカラーリングとデザインにあります。
とくにスガイ機は、白を基調とし、赤と黄色のアクセントを加えたこのカラーリングで、従来の連邦軍のモビルスーツ【ジム】を強く想起させるデザインとなっています。
さらに、機体のシルエットも従来のジオン系MSよりも直線的で細身に設計されており、一見するとジムのような印象を受けるのです。
ガンプラレビューサイトでも「もうこれ、ジムでは?」という感想が記載されているほどです。
設定上の歴史改変の影響
この「ジムのような見た目をしたゲルググ」は単なるデザイン上の選択ではなく、作品内の歴史改変に起因していると見られます。
ジークアクスの世界では、本来のガンダム世界とは異なり、「シャアがガンダムを奪った」という歴史改変が起きていますよね。
第2話で「ジーン」という人物が出撃しなかったことで、本来ならアムロがガンダムのパイロットになるところがそうはならず、代わりにシャアがガンダムを鹵獲するという展開になりました。
この歴史改変により、ゲルググという名前は「別の進化」をたどった機体に付けられたと考えられます。
歴史改変の影響を受けた機体で言えば「キケロガ」も同じことが言えそうです。

ゲルググ スガイ機の正体と特徴
公式設定による詳細
設定によれば、ゲルググ(GQ)は、リバースエンジニアリング技術を用いて開発された機体です。
型式番号は「gMS-01」となっており、これは従来のMS(モビルスーツ)の概念を覆す「g」という新たな分類が与えられていることを示しています。
注目すべきポイントは、背面のスラスターがフレキシブルに可動する機構を持ち、高い機動性を実現している点。
また、ワイヤーフックという特殊な武装も装備し、シイコ・スガイが得意としていた「スティグマ攻撃」と呼ばれる戦法に使われています。
オリジナルゲルググとの違い
従来のジオン公国軍のゲルググ(MS-14)は、丸みを帯びた重厚なデザインが特徴でしたが、ジークアクス版ゲルググは全体としてまさしく連邦系の印象を持ちます。
オリジナルのゲルググがジオニック社による開発だったのに対し、ジークアクス版は「民間整備工場・警備会社」による開発とされ、用途も「国家戦争用」から「局地戦・個人戦用」へと変化しています。
ジークアクスが世に出るまでの【ゲルググ】といえばこのデザイン一択ですよね↓↓
中でも、赤いカラーリングのシャア専用ゲルググには思い入れがる人も多いかと思います。
ファーストガンダムの1年戦争後半でシャアが搭乗し、ララァのエルメス、アムロのガンダムとともに残した印象的なシーンは名場面として有名ですよね。
ボクの周りでは『シャア専用ザク』のことを『シャアザク』と呼んでいたので、その流れで『シャア専用ゲルググ』は『シャアゲル』と呼んでいたりしました。
やっぱり、シャア専用とつくやつはかっこいいですね!(^^♪
シイコ・スガイとゲルググの関係性
「魔女」と呼ばれたパイロット
ゲルググ スガイ機のパイロット、シイコ・スガイは物語において重要な役割を果たします。
彼女はかつて地球連邦軍のモビルスーツ・パイロットであり、5年前のジオン独立戦争(一年戦争)で100機以上の撃墜数を記録した「スーパーユニカム」「魔女」として知られていました。
既婚者で「ぼうや」と呼ばれる3〜4歳の子供がいるシイコですが、軍事警備会社「ドミトリー警備」の宣伝クラン「CRS」に就職し、クランバトルに参戦することになります。
“魔女”シイコ・スガイについてはこちらの記事でも詳しく触れていますので、よろしければ合わせてお読みください↓↓
◆シイコ・スガイは死亡で確定?なぜ死んだのか経緯・背景を詳しく解説
深い物語的意味を持つ【ゲルググ スガイ機】
シイコの搭乗するゲルググ スガイ機は、単なる戦闘マシンではなく、物語のテーマを象徴する存在でもあります。
左肩には「This shall have dominion(これは支配するであろう)」という謎めいた英文が刻まれており、これは20世紀のウェールズ出身の詩人ディラン・トマスの詩「And death shall have no dominion(そして死は支配者にあらず)」を参照していると考えられています。
この機体は「ジオンと連邦の技術が融合した新たな価値観を体現」しており「アイデンティティの曖昧さ」という作品のテーマと直結しているのではとも捉えることができるでしょう。
ジークアクス版ゲルググに対するファンの反応と考察
SNSでの反響
第4話放送後、SNSでは「ジムじゃん!」「まさかのゲルググ」という驚きの声が多数見られました。
一部では「ジオン製でありながら連邦系に見せる設計は、ストーリー上のミスリードを狙ったもの」という考察も展開されています。
作品への影響
このデザインの選択は、単なるサプライズを超えて、作品全体の世界観に大きな影響を与えています。
それは「旧ジオンと旧連邦の境界が曖昧になった世界観を視覚で表現」する試みであり「思想融合・アイデンティティ撹乱」という深いメッセージを含んでいるとも考えられるのです。
ガンプラ展開とその魅力
『HG 1/144 ゲルググ スガイ機(GQ)』として2025年5月に発売されたこの機体のガンプラは、アニメの設定を忠実に再現。
ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、スティグマ攻撃再現用のワイヤー(リード線)とマニピュレーターが付属します。
背面スラスターはフレキシブルに可動し、脚部スラスターも細かく動く仕様になっているため、アニメのような動的なポージングが可能です。
また、プラモデルオリジナルギミックとして、ビーム・サーベルをグリップエンド部にも取り付けることができます
まとめ:【ジークアクス】ゲルググ(スガイ機)がジムすぎる件
ジークアクスのゲルググ スガイ機は、単なる「ジムに見えるゲルググ」ではなく、歴史改変やアイデンティティの曖昧さという作品テーマを視覚的に表現した重要な要素と言えそうです。
その独特なデザインは、視聴者が抱いていたこれまでのイメージを覆し、新しいガンダム世界の可能性を示唆しています。
シイコ・スガイというキャラクターとともに、この機体は「選択できる世界」という物語の核心を体現しているのかもしれません。
ガンダムファンとして、制作側のこのようなアプローチに注目し続けることで、ジークアクスの物語や世界をより深く楽しむことができるでしょう。
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