『ばけばけ』蛇と蛙の声・ナレーションは阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子と木村美穂)で確定

『ばけばけ』蛇と蛙の声・ナレーションは阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子と木村美穂)で確定
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9月29日(月)に放送開始されたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の初回(第1週 第1話)で、大きな話題を呼んだのが庭に住む「蛇と蛙」のキャラクターです。

CGアニメーションで登場するこの2匹の声を担当しているのは、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹渡辺江里子さんと木村美穂さんであることが確定しました。

従来の朝ドラとは一線を画す斬新なナレーション形式として注目を集め、初回放送直後から「阿佐ヶ谷姉妹」がSNSでトレンド入りするほどの反響を呼んでいます。

目次

『ばけばけ』蛇と蛙の声優は阿佐ヶ谷姉妹で確定

朝ドラ『ばけばけ』に登場する蛇と蛙の声は、阿佐ヶ谷姉妹が担当することが正式に発表され、初回放送で確定しました。

声の担当分担は、渡辺江里子さんが蛇の声、木村美穂さんが蛙の声を担当しています。

初回放送の序盤シーンのでは「蛇です」「蛙です」「2匹合わせて蛇と蛙です」という漫才のような自己紹介で登場し、視聴者に強いインパクトを与えました。

朝ドラ『ばけばけ』における蛇と蛙の役割とは

物語の「ストーリーテラー」

蛇(ヘビ)と蛙(カエル)は単なるナレーションではなく、「ストーリーテラー」的な位置づけで物語に参加しています。

主人公夫婦のトキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)を庭から見守り、時に解説を加えながら物語を進行させる重要な役割を担っています。

「登場人物」としてクレジット

特徴的なのは、阿佐ヶ谷姉妹がクレジットで「ナレーション」や「語り」ではなく「登場人物」の一人として扱われている点です。

制作統括の橋爪國臣チーフ・プロデューサーは

「語りというよりは物語の中にいて、登場人物の一人として見守ってほしいと思った」

と説明しています。

『ばけばけ』ヘビとカエル役に阿佐ヶ谷姉妹が起用された理由

脚本家との信頼関係

阿佐ヶ谷姉妹の起用は、脚本家のふじきみつ彦からの提案でした。

ふじきみつ彦は過去にNHKよるドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』の脚本も手がけており、二人の魅力を熟知していることが起用の決め手となったようです。

視聴者に寄り添う存在として

制作統括の橋爪は起用理由について

あの二人が担当することで、ドラマを楽しく観られるし、一緒に視聴者も寄り添ってくれるのではないかと思った

と語っています。

朝ドラは15分という短い枠で、暗い場面も含む重厚なストーリーを描くため「明るく、応援してくれるようなスパイスが必要」と判断し、阿佐ヶ谷姉妹の明るさと親しみやすさが最適だと考えられました。

『ばけばけ』阿佐ヶ谷姉妹の役はなぜ蛇と蛙なのか?

小泉八雲との歴史的つながり

蛇と蛙が選ばれた理由は、レフカダ・ヘブンのモデルとなった小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)との深いつながりにあります。

制作統括の橋爪は「小泉八雲さんの家に蛇と蛙がけっこう住んでいたらしい」と説明し、八雲が残した文章にも蛇と蛙のエピソードが記されていることを明かしています。

八雲の蛇と蛙への愛情

具体的には、「池にいる蛙を蛇が食べようとしていて、それがかわいそうだから自分の食事を蛇の前に置いて、その間に蛙が逃げられるようにしてあげた」というエピソードが残されているとのこと。

また、八雲の自画像も蛙だったことが知られており、夫婦ともに蛇と蛙を気に入っていたことが史実として記録されています。

阿佐ヶ谷姉妹の蛇と蛙『ばけばけ』初回放送での反響

初回放送直後から、阿佐ヶ谷姉妹の蛇と蛙は大きな話題に!

SNSでは以下のような反応が見られました

好意的な反応

  • 「うるさくて笑った」「癒される」
  • 「優しくていい声」「朝ドラに合ってる」
  • 「最高か」「楽しい」「めっちゃいい」
  • 「かわいい」「ファンタジー」「いい味出てる」

おトキさんとヘブンさんのキスシーンの実況が面白い!

初回では、「おトキさんがヘブンさんに語る怪談を聞いて、夜な夜な震え上がってるのよね~」などの軽妙な掛け合いが印象的でした。

さらに、主人公夫婦のキスシーンを蛇と蛙が実況する場面があったのですが・・

この「キス実況」が話題となり、「朝なのに夜みたい」「でも二人は温かいのね」といった独特の間と声色が、不思議と物語に馴染んでいると評価されています。

阿佐ヶ谷姉妹の蛇と蛙が実況して話題の
【おでこキスシーン】についてはコチラ

朝ドラ史上画期的な試み

従来のナレーションとの違い

これまでの朝ドラでは、一人の語り手が「物語の外側」から語りかけるのが定番でした。

しかし『ばけばけ』の蛇と蛙は

  • 物語の「中に存在」する生き物
  • 主人公たちと同じ世界に住んでいる
  • 時に物語に直接関与する可能性を秘めている

この設定により、視聴者は観察者ではなく、まるで庭の住人の一員になったかのような没入感を得られるようになっています。

新しい朝ドラ体験の創造

阿佐ヶ谷姉妹だからこそ実現できた「新しい朝ドラ体験」として、以下の要素が挙げられます

  • 自然体の魅力:計算されていない、ありのままの優しさが声に現れる
  • 親近感:多くの視聴者にとって「身近なお姉さん」的存在
  • 安心感:どんな異形の姿でも、声を聞けば安堵感を得られる

『ばけばけ』制作陣のコメント

橋爪國臣チーフ・プロデューサー

「ふじきさんと阿佐ヶ谷姉妹さんは若い頃から一緒にやっているし、よく知った間柄。蛇と蛙がどっちかということに関しても、二人の漫才の立ち位置を見ていて、自然とそうなりました」

ふじきみつ彦脚本家

阿佐ヶ谷姉妹さんの2人が楽しく、一緒に視聴者の方にも寄り添ってもらえれば」という思いから提案したことが明かされています。

阿佐ヶ谷姉妹の蛇と蛙:今後の展開への期待

土曜日のナレーション

現在のところ、土曜日(1週間5話分の15分ダイジェスト)のナレーション担当については未発表となっています。

平日と同じく阿佐ヶ谷姉妹が続投するのか、新たなキャラクターが登場するのか注目が集まっています。

物語への関与度

蛇と蛙が今後、どの程度物語に関与していくのかも見どころの一つです。

単なる語り部を超えて、主人公夫婦の生活により深く関わる展開も期待されています。

阿佐ヶ谷姉妹の蛇と蛙:視聴者からの継続的な支持

違和感から納得への転換

多くの視聴者が最初は「なぜ阿佐ヶ谷姉妹が?」という違和感を抱きましたが、初回を観た後は「これは阿佐ヶ谷姉妹でなければ成立しなかった」という納得感に変わっています。

朝ドラの新境地

この斬新な試みは、朝ドラの新しい可能性を示すものとして評価され、「テレビドラマ史に残る挑戦」とも称されています。

まとめ:『ばけばけ』蛇と蛙の声は阿佐ヶ谷姉妹で確定

朝ドラ『ばけばけ』の蛇と蛙の声は、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さん(蛇)と木村美穂さん(蛙)が担当していることが確定しました。

この起用は脚本家ふじきみつ彦の提案によるもので、過去の信頼関係と阿佐ヶ谷姉妹の持つ親しみやすさ、視聴者に寄り添う温かさが評価されての決定です。

初回放送では大きな話題となり、SNSでも好評を博しており、今後の展開が期待される斬新なキャスティングとなっています。

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