2025年9月8日にスタートした『呪術廻戦≡(モジュロ)』は、芥見下々原作『呪術廻戦』の近未来を描いたスピンオフ作品として注目を集めています。
そんな注目とともに、多くの読者が疑問に感じているのは「本編の呪術廻戦を読んでいなくても楽しめるのか」「オリジナルとどの程度の繋がりがあるのか」という点でしょう。
本記事では、
スピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』と呪術本編の繋がりは?本編未読の新規でも楽しめる?
と題し、スピンオフと本編の関係性から新規読者向けのポイントまで、詳しく解説していきます。
『呪術廻戦≡(モジュロ)』と『呪術廻戦』本編の時系列的繋がり
本編から68年後の未来が舞台
『呪術廻戦≡(モジュロ)』は、本編『呪術廻戦』の68年後である2086年を舞台にした近未来設定のスピンオフ作品です。
具体的には、『呪術廻戦』本編の最終30巻に収録されているパンダのエピローグから、さらに数年が経過した時代が描かれています。
この設定により、本編の登場キャラクターたちは既に亡くなっており、代わりに彼らの子孫や関係者が新たな主人公・登場人物として活躍することになるでしょう。
時系列的に明確に分かれているため、スピンオフ単体でも理解できるようになっています。
乙骨憂太の孫が主人公
主人公となるのは乙骨憂太(おっこつ ゆうた)の孫である兄妹、乙骨真剣と乙骨憂花です。
本編のエピローグに登場した孫たちが成長し、新たな呪術師として活動する姿が描かれます。
乙骨真剣は17歳で、祖母である禪院真希(ぜんいん まき)に似た特異体質を持ち、呪力を持たない代わりに肉体を鍛えた剣術使いとして設定されています。
一方、乙骨憂花は16歳で、祖父の乙骨憂太から指輪を受け継いでおり、兄との確執があることも明かされています。
『呪術廻戦』本編とスピンオフ『モジュロ』世界観の共通点と相違点
基本的な呪術システムは継承
スピンオフでも呪術師と呪霊の基本的な設定は本編から継承されています。
呪力を使った戦闘システムや呪術高専といった組織の存在も引き続き描かれており、世界観の根幹部分は変わっていません。
しかし、68年という長い時間の経過により、呪術界も大きく変化しています。
特に注目すべきは、シムリア星人という宇宙人の登場により、従来の「人間対呪霊」という構図に新たな要素が加わった点でしょう。
宇宙規模へのスケール拡大
最も大きな違いは、物語のスケールが地球規模から宇宙規模へと拡大していることです。
宇宙船に乗ったシムリア星人の登場により、呪術の概念そのものが新たな展開を見せています。
この宇宙人マルは「正の呪力」を持つ存在として描かれ、地球人の「負の呪力」と対比的な関係にあることが示されています。
これは本編では描かれなかった全く新しい設定です。
『呪術廻戦』未読の新規読者でも『呪術廻戦≡(モジュロ)』楽しめる理由
大前提として『呪術廻戦』本編(オリジナル)のマンガを読んている、アニメでストーリーやキャラクターを知っている、といった方のほうがスピンオフの世界観や人物のバックボーンを把握しやすいです。
なので、より深く『モジュロ』楽しむことができるのは間違いありません。
ですが『モジュロ』で初めて『呪術廻戦』に触れる方にとっても楽しめるように作られているはずです。
ここでは、新規の方が楽しめる理由を見ていきましょう。
独立したストーリー構造
芥見下々は本作について「新しい呪術の入り口として『モジュロ』を楽しんでいただけたら」とコメントしており、明らかに新規読者も意識した作品作りを行っています。
スピンオフ作品は一般的に、本編を知らない読者でも楽しめるように構成されるものです。
『呪術廻戦≡(モジュロ)』も同様に、基本的な設定や世界観の説明が新規読者向けに組み込まれることが期待されます。
ですので、『呪術廻戦』本編のマンガを読んだことがない、アニメを見たことがない、という方でも楽しめると考えてよいでしょう。
完全新キャラクターによる新展開
主人公である乙骨兄妹をはじめ、登場キャラクターの大部分は新規キャラクターです。
本編のキャラクターを知らなくても、彼らの物語を一から楽しむことができる構造になっています。
また、短期集中連載で約半年間、単行本3巻程度の長さという設定も、新規読者が手に取りやすい要素といえるでしょう。
『呪術廻戦』本編既読者が得られる追加の楽しみ
キャラクターの血縁関係の深読み
本編を読んでいる読者なら、乙骨憂太と禪院真希の関係性や、彼らがどのような人物だったかを知っているため、孫たちの性格や能力により深い理解を持って楽しむことができるでしょう。
真剣が祖母の特異体質を受け継いでいることや、憂花が祖父の指輪を持っていることなど、本編との繋がりを感じられる設定が随所に散りばめられていて、とても興味深いです。
世界観の発展への理解
本編で描かれた呪術界がどのように発展し、68年後にどのような形になったのかという点も、既読者ならではの楽しみといえます。
パンダの登場や五条家との関係性なども、本編を知っているからこそ理解できる要素です。
『呪術廻戦≡(モジュロ)』スピンオフ作品としての位置づけと特徴
芥見下々先生が初めての原作担当作品
本作は芥見先生にとって『呪術廻戦』完結後初の連載であり、初めて原作を担当する作品でもあります。
作画は『暗号学園のいろは』で作画を担当した岩崎優次が手掛けており、新たなコラボレーションとして注目されている。
芥見先生は過去に他の作家によるスピンオフの依頼を断っていた経緯があり、自分で納得できる形でのスピンオフ実現に強いこだわりを持っていることがうかがえます。
近未来SF要素の導入
従来の呪術廻戦にはなかったSF要素が大きく導入されているのも特徴です。
宇宙人という存在により、ファンタジー作品だった呪術廻戦にサイエンスフィクションの要素が加わっています。
これにより、本編ファンにとっても全く新しい『呪術廻戦』の世界を知ることができる作品として興味を持たれています。
『呪術廻戦』新規読者向けの読み方のコツ
作品世界における基本用語を知ることから始める
新規読者がスピンオフから入る場合、まずは「呪術師」「呪霊」「呪力」といった基本用語を理解することが重要です。
これらは『モジュロ』作中で説明される(されていく)と思われますが、事前に簡単な情報を調べておくとより楽しめるでしょう。
単体作品として楽しむ姿勢
スピンオフ作品は本編の知識がなくても楽しめるように作られているため、分からない部分があっても気にせず、新しい物語として楽しむ姿勢が大切です。
先ほどとは逆になりますが『スピンオフだから』など難しいことは考えず、一つの新しく始まった漫画作品として触れてみるのも楽しいと思います。
『モジュロ』興味を持ったら呪術本編へ
もしスピンオフを読んで面白いと感じたら、その時点で本編の『呪術廻戦』に挑戦してみることをおすすめします。
逆のルートで作品世界により深く入り込めるでしょう。
ちなみにですが、ボクは『呪術廻戦』1巻よりも先に0巻を読んでしまったため、主人公が虎杖ではなく乙骨憂太だと勘違いしていました。
そこから1巻に入って『あれ?乙骨は?全然出てこんやん??』と思いながら読み進めていきましたが、徐々に状況を把握し、物語を楽しんでいった経験があります。
なので『モジュロ』というスピンオフから入って、気になったら本編(オリジナル)に行くのも楽しいはずですよ。
『呪術廻戦≡(モジュロ)』今後の展開予想
本編との関連性の深掘り
短期集中連載という限られた期間の中で、本編との関連性がどの程度明かされるかは注目ポイントです。
乙骨家の歴史や、68年間で呪術界に何が起こったのかなど、既読者が知りたい情報が段階的に明かされる可能性があります。
新たなスピンオフの可能性
芥見先生は平山夢明によるスピンオフ小説化企画も進行中であることを明かしており、『呪術廻戦』の世界観は今後も様々な形で展開される可能性があります。
今後『呪術廻戦』の世界がどのように広がっていくのか、どのような作品やキャラクターが生み出されていくのか、とても楽しみですね。
まとめ:
『呪術廻戦≡(モジュロ)』は本編から68年後の2086年を舞台にしたスピンオフ作品で、乙骨憂太の孫である兄妹が主人公として活躍します。
時系列的に明確に分かれているため、本編未読の新規読者でも十分に楽しめるはずです。
芥見先生も「新しい呪術の入り口」として位置づけていますし、新規の方も参入しやすい作品となるでしょう。
一方で、本編を読んでいる呪術のファンは、キャラクターの血縁関係や世界観の発展をより深く理解して楽しめるため、どちらの立場からでも魅力的な作品として期待できますね。
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